ふるさと納税の寄付をしたことがある町に行った際に食べたもの・観光した場所を振り返りながら、ふるさと納税ではどのようなお礼の品が用意されているのかを紹介するシリーズ企画です。
今回は、長崎県壱岐市のおいしいものや、おすすめのアクティビティー情報を3回に分けてお届けします。
長崎県壱岐市のふるさと納税
壱岐市は祖父母の生まれ故郷で、私自身も壱岐のお米、粒うに、マスクメロン、かすまき(和菓子)などを食べて育ったということもあり、ふるさと納税を始めて以来、毎年寄付をしている町です。

これまでにふるさと納税でもらったものは、壱岐牛の切り落とし 500g、壱岐牛の肉味噌 2本セット、壱岐牛などが入った「壱岐の島カレー詰め合わせ」、壱岐コシヒカリ米を使った海鮮おこわ、サザエのつぼ焼きやイカなどが入った「壱岐の茶漬け、うにめし、つぼ焼き、西京漬けセット」、壱岐 内海湾産 殻つき生牡蠣 3kg(オープナー付き)、壱岐産米使用の甘酒 3本セットなど。お礼の品を見ても分かるように、壱岐牛、魚介類、お米がおいしいところです。
昨年、約10年ぶりに壱岐市へ行くことを思い立ち、せっかくなので4泊5日でのんびり旅行することにしました。少し長くなりますが、その模様を3回に分けてお伝えしていきます。
※ 緊急事態宣言が発令されていない時期に訪れています。

壱岐市ってどんな町?
壱岐島は九州北部の玄界灘に浮かぶ離島で、漁業も農業も盛んです。1時間足らずで島を一周できてしまうほど小さな島ですが、日本の歴史を語る上で欠かせない要所です。中国の史書『魏志倭人伝』や日本の『古事記』、『日本書紀』にも登場する一支国(いきこく)の遺跡である原の辻遺跡、日本最古のイエネコの骨が発見されたカラカミ遺跡、256基の古墳など数多くの史跡が現存しています。さらに、島内には1000以上の神社があり(!)、島全体がパワースポットだと言われています。
猫たちがのどかに暮らす漁港

筆者は東京在住のため長崎まで飛行機を利用し、そのまま長崎空港で乗り換えて壱岐空港へ向かいました。
長崎〜壱岐間はORC(オリエンタルエアブリッジ株式会社)という航空会社が運航しており、午前と午後で1便ずつ。航空機はわずか20数席しかない小型プロペラ機です。壱岐までの所用時間は30分なので、離陸したと思ったら5分ほどで着陸態勢に入ります。
夕方の便で定刻通り16:40に到着。空港の駐車場でレンタカーをピックアップし、宿へ向かいました。
この日は島北部・勝本町の民宿に宿泊です。チェックインした後、勝本港の周辺を散策してみました。勝本漁港は日本でも有数のイカとマグロの漁獲量を誇っているだけあり、釣り船がたくさん並んでいます。

漁港から一歩入った路地では、たくさんのにゃんこに出合えました♪♪
ひたすら猫たちを眺めていたところご婦人が通りかかったため、怪しまれないよう(笑)「こんにちは」とあいさつをすると「写真ば撮りよっと?」と笑顔で返してくれました。ここに猫たちがいるのは日常のようです。


猫たちに別れを告げた後、夕食を食べに勝本商店街にある食堂「よしもと」へ。刺身定食(1000円)をいただきました。お刺身は新鮮でプリプリ。「かじめ」という粘り気が強い壱岐産の海藻が入った味噌汁が体に染みます。
お店は地元の人たちで賑わっていて、人気店なのも納得です。帰り際、女将さんに「どこから来られたんですか?」と声を掛けられ、少し話をして宿へ戻りました。

この日は閉まっていましたが、勝本商店街には新鮮な果物と自家製のジャムを販売する下條くだもの店があります。特にジャムが人気なのですが、ふるさと納税で味わうことができますよ。

果物屋さんの手作りジャムセット(4種類) 寄付金額 7000円
宿は海のすぐ目の前だったため、波の音を聞きながら眠りにつきました。

第2回へ続きます。

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